spi-kaの日記

生きてる毎日の心の内を。

育む心の栄養を

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生きてるものに触れること。

 

人間だって

植物だって

一筋縄ではいかない

 

実際に手を介してみると

〝育む〟って、難しいこと。

 

 

患者さんが亡くなった。

 

土日を挟んでいたから

お願いだから週明けの退院者の名に載っていませんように。

 

月曜の朝少しほっとした。

 

でも、勘違いだった。

 

人の命は儚くて。

 

食べることの喜びが

時には患者さんの苦痛になる

 

食べたくても食べられない

食べたいのに食べられない

食べているのに身にならない

 

「来てくれるだけで 嬉しいよ」

その気持ちに救われた

 

食と栄養の限界はある。

医療でも立ち向かえないラインがある。

 

夢ある子供たちの明るい話題

小さな手で

無垢な心で向き合う純粋さ

 

えいようをもらっておおきくなる

給食も色んなえいようが詰まっているんだと

 

伝えてくれた その気持ちが

本当に嬉しかった

 

未来を作るその食事

未来の身体を育む食材を

 

生と死

喜びと悲しみ

 

一人で抱えてきた悲しみを抱きしめてくれた優しい夜だ