そばに
会いにいけば
必ず抱きしめてくれる
広くて温かい胸で包み込んでくれる
足の速い貴方
それでもいつも遅い私の隣を歩いてくれる
家族の事
初めて会った時の事
今の気持ち
時々の冗談を挟みながら
心通わせるその時間が
何よりも幸せで
高くもないなんでもない素朴なご飯を食べながら
ルールの分からないスポーツを観戦する
夜遅くまで
朝の布団の中で
少しずつ ゆっくりと
でも沢山の気持ちをこぼしてゆく
先の事なんて分からない
口から出た言葉の意味の重さは測れないけれど
未来に想いを重ねるその意味
思いを簡単には摘みとれないけれど
貴方の〝未来〟に
私の存在を添えてくれていたことが嬉しかった
気持ちを言葉に。
〝伝える〟事の難しさも大切さも
言葉を綴る貴方の声が
あまりに優しくて。
大事に
ずっと。