spi-kaの日記

生きてる毎日の心の内を。

正体

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電話が苦手になったのはいつからだろう

 

固定電話が当たり前の時代

携帯を持ち始めたら、声を通して会話をする機会が減った

 

相手のタイミング

自分のタイミング

 

表情がつみ取れないからこそ

空気を読みながらコミュニケーションを図る事がとても難しい

 

とってしまった電話のその先は少し楽になる

そんな相手も私にとっては貴重なの

 

でも何度電話が鳴っても、

ましてや自らかける電話は

いつも緊張して吐きそうになる

 

情けなくも

どうしても慣れなくて 苦手なのだ

 

同世代には壁を感じさせ

勝手に敷居の高さを示され遠ざけられる

 

表情豊かではないのは確かで

本性がバレるのをひたすらに隠している自分がいる

 

緊張や楽の感情を

行動や表情から摘み取るその観察力

 

決して甘くはなくて

肝心なところには触れてこない

ただ繊細なポイントをつついてくる

 

大人っぽいとチヤホヤされてきて

きっとそんな自分を何気に高く見積もっていたのだろう

 

大人なあなたと並ぶと

どうにも自分の子ども加減が表面化されて繕えなくなる

 

ありのままの自分を見失った今、

ボロが出てガッカリされる瞬間に怯えている

 

隙のないスマートなあなたに

肩の力を抜くことができるのか

 

少し不安になる

 

頑張り方が分からなくて 行き場を失っている